本当の幸せって何?
2003年春、ドキュメンタリー映画“自然農”を観て、
”本当の幸せってなんだろう?“と深く考えさせられました。
今を見ずに、先の幸せを追い求めて、
良い大学、会社、安定収入といった
社会のレールに乗ること?
そんなことを考え始め“自分探し”という
キーワードに触発されていきました。
そして、当時、頑張って手にしたアメリカ留学の
切符を捨てることに決めました。
留学費用に貯めたお金を、農業、林業、
イベント出店、エコツアーなどに費やす。
ある時から、
“体に優しく、地球に優しく、
祭りのような楽しい暮らしがしたい!”
と真剣に思っていました。
ところが、NPO活動のボランティアに精を出し、
社会批判的なイベントに顔を出しているうちに、
もともと明るい性格だったのに、
何でも否定的に見て、現代人の大半を不幸だと
決めつけるようになってしまったんです。
いつのまにか働かないことがいいこと、
お金は使わない方がいいと思い込んで
縮こまってしまったんです。
人生の転機
そんな時とあるイベントでつぶつぶ雑穀料理を食べた時、
その美味しさと、コンセプトに衝撃を受けました。
「ここで、僕の中のHappyを見つけたい!」
と直感で思いました。
なので、すべてのエネルギーを
“ つぶつぶ ” を学ぶことに注ぎました。
その思いは伝わり、2004年の春、
押しかけ入社を果たしました。
かつて暴飲・暴食で肉食獣だった僕は、
夢中で仕事に取り組みながら、それまでと違う
新鮮で幸せなおいしさのとりこになって、
すごい勢いで毎日つぶつぶ雑穀料理を
たらふく食べました。
なんと、1年経って、きがつくと
20キロも痩せていました。
全く運動はしなかったのにもかかわらず、
体力も気力も充実して持久力はぐっとアップしていたんです。
気持ちがどんどん前向きになり、
働く事が楽しくなりました。
今までに味わったことのない最高のコンディションで
生きている実感を感じました。
そのせいか、本当にやりたいことを思い出し、
自分を信じ、宇宙を信じて行動する楽しさを
知ることができたんです。
「こんなに人って簡単に変われるのなら、
もっと多くの人に伝えたい!」
かつての僕のように、生きることに自信が持てない!
体がイキイキとしていない!夢を描けない!そんな
人達は大勢いる!と思うからです。
僕に起こった奇跡を伝染させたい!
僕が変わると仲間も変わる。
そして仲間が変わると、彼らの仲間も変わる。
その連鎖で気がついたら世の中がひっくり返っている。
今僕はそんな夢を実現したい!と熱く活動中です。
つぶつぶ雑穀を主体とするベジタリアン(菜食)生活を
続けて、最高のコンディション、心地よい暮らし、
信頼と歓喜あふれる毎日が当たり前になりました。
もし、それがこれからの世の中のスタンダードになったら、
祭りのようなハッピーな社会になると思うからです。
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